別れさせ屋の別れさせ工作でよくある失敗パターンを徹底分析

By | 2017年2月14日

こんにちは、東京で別れさせ屋をしていますアクアです。

今回のテーマは、別れさせ屋への依頼が失敗するパターン。

以前にもすこし触れたことがあるテーマですが、今回は依頼者さんが依頼するときの心情によりフォーカスした内容でお送りしたいと思います。

失敗したい依頼者さんはいない

別れさせ屋に依頼するとき、依頼者さんは決して失敗するために依頼するわけではありません。

別れさせたいけど自分の力ではどうにもならない、そこで別れさせ屋に依頼するわけです。

では、成功させたいと思って契約したのに、なぜよくわからないまま失敗に終わってしまうのか、考えてみましょう。

なぜ契約するときには「イケる」と思ってしまうのか

ある別れさせの依頼が入ったとき、多くの別れさせ屋が、「異性を近づけて関係を構築して……」といった工作を行います。

しかし、工作期間で契約する場合は工作の回数も明確に決められていませんし、同じ方法をとっても解決するケースと解決しないケースが存在します。

ここでよく陥りがちなことがあります。

効果がある方法を取らずに、「依頼者さんが思いつきやすいやり方」を取るケースです。

依頼者さんを契約するときに納得させるため、別れさせ業者が依頼者さんに思いつきやすい方法に寄せていっているケースがよく見受けられます。

極端に言ってしまうと、結果的に失敗しても依頼者さんが契約するときに成功するように「見えれば」それでいい、というスタンスです。

しかし、当然これは本当の目的からはズレています。

依頼の目的は別れさせですから、厳密に言えば依頼者さんが思いつきやすい工作プランであるかどうかは関係ないのです。

別れさせを実行できていない時点でやり方としては大きく間違っています。

想像しやすいプランが必ずしも正解ではない

すこし詳しく実例を挙げてみましょう。

よくある間違いが「異性だけを近づけるパターン」です。

例えば、依頼者さんは浮気相手の女性。

他に本命がいる男性パートナーを本命彼女と別れさせたい場合、ターゲットは本命の彼女になります。

その本命の彼女に対して特に分析もせず、とりあえず男性を近づけてみる、というわかりやすい方法を取ることは失敗しやすい要因のひとつです。

もちろんこれが絶対にダメというわけではありません。

例えば男性と本命彼女の仲がマンネリ化していて、別れるのに決定的な理由がないだけで本命彼女もじつは他の相手がいれば男性とは別れるであろう状態のとき。

これは他の新たな出会いを提供することでふたりが別れる可能性は高いと言えるでしょう(男性がフラれるかたちです)。

つまり、「ターゲットに異性を近づけること」は依頼背景と合っている状況なら正解です。

話しているうちにだいじょうぶだと思えてくる

依頼者側さんも依頼した時点では不安が募っているものの、過去の実績や具体的な工作について話を聞いていくうちに、「これならなんだかイケる」気がしてくると思います。

具体的な工作の話を聞いていけば、依頼者さんからすればうまく行く気がするのは仕方ありません。

それが狙いの別れさせ屋も数多く存在します。

ただ、大事なのは「やった気持ちになる」ことではなく「実際に成果を上げる」ことです。

うまく行く行かないを度外視して何かを「やった」ことにして終わりたいという別れさせ屋には要注意です。

スーパーやコンビニなどで「携帯をなくしてしまって……番号を教えるので鳴らしてくれませんか?」と言われたときに、本当に相手はなんの警戒もなく教えてくれるでしょうか?

とても警戒心が薄いひとで鳴らしてくれたとして、そんな相手から連絡が来たあと関係を構築することができますか?

そこは別れさせのプロだから、と思うかもしれませんが、プロだからと言って怪しい接触でもうまく関係構築できる裏技があるわけではないです。

つまるところ、これは接触した、と言う事実を提供するためだけのなんの先もないプランです。

「接触するためだけの接触プラン」になっている以上、ここからはどこへも進めません。

きっかけになんの必然性もないので、仮にうまく連絡先を交換できたりしても、そのあとの接触は極めて難しくなります。

「この間は携帯を一緒に探してくれてありがとう」などと言ってくる赤の他人と友達になった人があなたの周りにいますか?

0ではないでしょう。だから、どんなやり方でも数さえこなせば成功事例はできるわけです。

こういう手法で接触に失敗した別れさせ屋は「工作をやった、実際に接触もした、しかしうまくいかなかった」と報告するでしょう。

別れさせ屋は嘘をついているわけではないですし、契約時に提示したプランで動いたことは事実です。

工作はあくまで「別れさせるために使う手段」であって、「仕事を果たしたポーズをとるための手段」ではありません。

そして、工作を行う上で、対象の行動パターン、行動経路、趣味、主義趣向が分かっていれば、もっといろんな方法が浮き出てくるものです。


 

さて、いかがでしたか。

別れさせ屋に依頼するときには調査とプランもしっかり見て決めなくてはいけません。

では、どうして客観的に見ると成功しそうにもないプランを提示されて「イケそう」と思ってしまうのか。

次回はそのお話です。

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