「別れさせ工作」を考える私っておかしいの?

東京・飯田橋で別れさせ屋をしている別れさせ屋アクアです。

アクアでは電話相談も承っていますが、その際に「別れさせたいと考える私って最低だと思うんですけど……」とおっしゃる相談者が多いです。

我々は別れさせ屋ではありますが、「別れさせる」ということに抵抗感や罪悪感があるのは普通だと思いますし、むしろ最初から罪悪感がないという人は存在しないと思っています。

罪悪感と、それを押してでも自分の気持ちを優先させたい思いを天秤にかけた時に、どちらに傾くのか。

今回は、その点に少し焦点を当ててお話しましょう。

自分の気持ちを優先させることは当然なのだから本来罪悪感を覚える必要もない

そもそも、なぜ罪悪感や抵抗感が生まれるのかというと「人のことより自分のことを優先すること」へのネガティブな気持ちがあるからです。別れさせたいと思っていることが「自分のことしか考えていない」と感じているのではないでしょうか。

でも、私たちの本音としては人間は自分勝手な生き物です。自分を優先に考えてしまうのが当たり前なんです。だから、別れさせ工作を依頼するかどうかはさておき、「別れさせたい」と考えること自体に罪悪感を覚える必要はないと思います。

実際、自分以外を優先するケースは稀で、しかもそれは子供や家族に対する感情が強く作用する時くらいでしょう。具体的には極限状況下で手元にある食料が少ししかない場合、自分が食べられなくても子供には食べさせてあげる、なんてケースです。

でも、それ以外の状況で他人と自分、どちらを優先させるかとなった時に自分を選択することはおかしいことではないのです。だから、「別れさせ工作」への依頼を考えることも悪いことなんかではなく、ごく普通のことだと思います。

ここまで伝えた上で、「それでもやっぱり罪悪感をぬぐいきれない……」という方はいっそのこと別れさせ工作を依頼しないほうが良いです。なぜなら、その精神状況では別れさせた後にその相手のことを幸せにすることができないから。それでは誰も幸せになっていないので別れさせる意味がないのです。

罪悪感を拭うためには「幸せを掴む覚悟」を強く持つ

「頭ではわかっていてもどうしても罪悪感が足かせになってしまう……」そんな方はどうすれば罪悪感を拭うことができるのでしょうか。

確かに、別れさせられた現在のパートナーにとってはそれは悲しい出来事になるかもしれませんし、ダメージを負うかもしれません。ですが、そこで今の相手以上に自分が幸せにしてあげるという覚悟をし、行動に移すという強い気持ちで依頼に臨むことが必要だと思います。そこまで覚悟ができる人は迷いも罪悪感も吹っ切れます。

ただし、「幸せにしようと思う」ではなく、「幸せにすると覚悟する」わけですから、一度動き始めたら本当にやり切らなければいけません。そうじゃないと、ふとした瞬間に罪悪感がまた湧き上がってしまいます。

こういった観点から、アクアでは全ての依頼者様に「別れさせ工作をやりましょう」と提案せず、覚悟がある方の依頼のみ承るようにしています。仮に覚悟が固まってない方から依頼を受けてしまうと、せっかく別れさせることに成功しても依頼者様が罪悪感や良心に苛まれてよりを戻すところまで踏み切れず、結果として誰も幸せになれずじまいなんてことがあるからです。

なので、私たちはあなたに「別れさせ工作なんて手段を考えてしまう自分は良くない人間なのか」と悩むのではなく、「実際に別れさせた後に自分がその相手のことを本気で幸せにしきる覚悟があるのか」をしっかり突き詰めて考えてほしいです。

過去に、不倫相手と一緒になれた女性や元パートナーと幸せになれた人は皆共通して覚悟が決まった状況で依頼をされています。覚悟が決まった時、彼女らの中から別れさせ工作への依頼に対する罪悪感は綺麗に消えていました。

もちろん、まずは一度私たちに相談してみて、その後改めて別れさせ工作を依頼する覚悟が自分にあるのか問いかけてもらっても構いません。別れさせ工作は「絶対依頼した方が良い」ということはありませんが、「絶対依頼しない方が良い」というケースは存在します。アクアではそんなスタンスで別れさせ工作を受けているので、自分自身を見極めるためにも一度私たちに思いの丈をぶつけてみてください。

依頼するもしないも、幸せになるもならないも全てはあなた次第です。

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