別れさせ屋のトレンド変遷! 1990年代?2017年

By | 2017年6月25日

こんにちは、別れさせ屋のアクアです。

このあいだ部屋の掃除をしていたら、昔の写真アルバムが出てきたので掃除そっちのけで思い出に浸ってしまいました。

たまに昔のことを思い返すと、そのときは当たり前だと思われていたことが、いまでは珍しいものになってしまっていたりして楽しい反面、年をとっていくんだな、と若干の寂寥感もあります。

さて。

別れさせ屋アクアが別れさせ屋1990年代から2017年までの約20年間、世の中は目まぐるしく変化し続けています。

特にインターネットの台頭が「昔」を「今」へ変遷させました。

さらに加えてスマートフォンの普及は世の中の変化をますます加速させました。

世の変化に合わせて、別れさせ屋もこの20年間で大きく変わりました。

今回は「別れさせの方法」がどんなふうに変わってきたかをご紹介したいと思います。

別れさせ調査や別れさせ工作の方法も、時代に順応するようにどんどん進化しています。

SNSの登場がターゲット調査の効率を大幅に変えた

みなさんはいま、なんらかのSNSを利用していますか?

TwitterやFacebook、LINEやInstagramなどサービス内容は多岐にわたっていますね。

SNSは、いまとなっては誰もが利用するものになりました。それに伴い、別れさせ屋にとってもSNSは欠かせないものになりました

90年代まで、ターゲットの情報を収集しようと思ったら「尾行」のように実地で相手を長時間観察する方法が主流でした。

しかし、この方法だと家からあまり出てこない引きこもりや専業主婦がターゲットだった場合、そもそも観察することが不可能だったために調査を行うことすらできませんでした。

労力と時間がかかり、ターゲットによって限界がある。いまからして見れば、ちょっと「原始的」な時代でした。

現在はSNS上で自ら情報を発信する人が多くなりました。

その結果、直接相手を観察しなくても、SNSの投稿を見るだけで交友関係、趣味、人間性、生活サイクルまで知ることができるようになりました。

短時間で大量の情報を入手することができるようになったおかげで、あたりをつけてピンポイントにターゲットの調査がしやすくなったのです。

2017年は仮想空間でターゲットと「接触」する時代

ターゲットと接触する方法も、昔では考えられないような方法が実践されています。

90年代、ターゲットと接触をはかろうとするなら、相手と直接会うほかありませんでした。

文字通り接触ですから、当然といえば当然です。この場合も、ターゲットが外にあまり出ない場合、接触することが不可能です。

では、2017年はどうでしょうか。もちろん今でもターゲットに直接会います。

しかし、私たちはインターネットが普及した時代に生きています。インターネットを利用してターゲットに接触する手段があってもいいのではないか。便利なツールを使わない理由はありませんよね。

そこで実際に行った接触が「オンラインゲーム内での接触」です。ゲーム内でターゲットと同じパーティーを組み、接触をはかるというものです。そのためには抜かりない仕込みが必要になります。

RPGの場合、キャラのレベル上げを行い、他プレイヤーとパーティーを組めるくらいの実力を身につける必要があります。その段階までいってやっとターゲットに接触することができるのです。

仮想空間での接触であれば、引きこもりやあまり家から出てこないターゲットとの接触も可能になります。時間はかかるものの、従来の方法では不可能だと思われていたことを可能にしたこの方法は画期的といえるでしょう。

「別れさせ屋」の認知度が高まったことによるリスク上昇も

昔と比べ、今は調査の効率が上がり、新しい方法も出てきて良いことづくしのように見えます。

ですが、昔に比べ不利になった部分もあります。それは「別れさせ屋」の認知度が高まったことです。

認知度が高まったことによって「もしかしてこれ、別れさせ工作じゃない?」と疑い、警戒する人が昔に比べて増えたのです。警戒されるリスクが高まったことにより、人の想像を超えるほど凝った、クオリティの高い工作が必然的に求められるようになりました。

「まさかそこまではしないだろう」の「まさか」まで追求していかなければならないのです。

例えば、ファミレスでアルバイトをしているターゲットに接触するために、3人ほどの工作員にアルバイトに応募させます。

そして、実際にパートとして働く中でターゲットの主婦と接するのです。

「まさか」自分と接するためだけにパート先に複数人の工作員が送り込まれている、なんて思いもしないでしょう。

ちなみに90年代の接触、工作といったら「街中でいきなりナンパする」「ラブレターを送る」「ターゲットの近くで小銭を落とし、それを拾わせる」というレベルのものです。両者を比較したら工作の質の差は一目瞭然ではないでしょうか。

必然性の演出に時間がかかるようになったわけですね。

今も昔も工作の「成功」に必要なことは変わらない

今と昔では調査、工作の方法が別物のように変わっています。

このことを知ると「工作の成功確率も昔と比べてあがるのかな?」と思う人もいるかもしれません。

結論を述べると、手段が変わり、選択肢が増えたからといって成功確率はあがるわけではありません。

工作が成功するかどうかは「時間・手間・暇」を惜しまずに諦めないことにかかっているからです。

作業効率が向上したとはいえ、今も工作には長い時間をかける必要があります。先行きが不透明でも強い信念を持ち続けられるかどうかだけが成功確率に作用してくるのです。


 

いかがだったでしょうか? 別れさせ屋にまつわるトレンドをお伝えしました。時代が移り変われば、依頼者が求める別れさせ屋像も変わっていきます。依頼者や工作の方法が変わっても、別れさせ屋の信念は変わりません。むしろ、変わらないからこそ時代に順応して変わり続けるのです。

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