別れさせ屋のアクアグローバルサポートです。
もし本記事のタイトルが気になってクリックしてしまったという方がいたら、私の計算されたマーケティングに引っ掛かった、という訳でもなく、こんな言い回しをしたくなる時間に記事を書いているというだけのことです。
さて、今日取り上げたいトピックは「不倫中の彼女がどんなスタンスでいれば、一体彼は離婚したくなるのか」について。
弊社が運営する電話相談サービス『アンサーズ』にも不倫に悩む女性からの相談は絶えません。
そして、その中でもよくある相談が、
「彼と一緒になりたいんですが、どうしたら彼は離婚に向けて動いてくれるんでしょうか」というものです。
もちろん、彼にとっても人生を大きく左右する決断なので、「この言葉を言えばこう動きます」というようなキラーフレーズがある訳ではありません。
じゃあ、手の打ちようはないのか・・・
そんなことはありません。
アクアの相談者さんにも過去に「不倫相手が離婚して、今彼と一緒に暮らしている」という方は沢山いらっしゃいますし、そういった方へのインタビューを行なっています。
【不倫相談塾コラム】
不倫相手を離婚させた女性に聞く。それ一体どうやったの? 前編
不倫相手の彼が離婚した。相手女性が、彼に問いかけ続けたこととは?
そのインタビューの中で不倫相手が離婚したという女性にある共通点があることが分かりました。
それがタイトルにある『つまり、彼の母親になれるか、というお話。』ということなのです。
彼の人生を本気で考えてみる。
上記で紹介したインタビューに登場する二人の女性はどちらも彼に対して、
「あなたはどういう人生を生きたいの?」
ということを問いかけています。
その質問の裏に「私と一緒に生きていくことが一番幸せなことなのよ。」という意図は全く含まれていません。
むしろ、自分のことは置いておいて"彼に本当に幸せになってほしい"という気持ちから彼にそういった質問を投げかけているのです。
それは、彼にとっては意表を突かれるような質問でしょう。
なぜなら、結婚して(子供もいる)男性にとって、家庭という選択肢を除いて自分の幸せを考えることは許されざることという固定概念があるからです。
もし、その固定概念がなく、家庭に不満がある(もしくは愛情がない)男性であればすでに離婚を選んでいると思います。
純粋に自分の人生について考えてくれている相手からの、
「あなたはどういう人生を生きたいの?」
という質問は彼の幸せについての固定概念を外してしまうほどのインパクトがあったから、離婚に向けて動き出す引き金になったのでしょう。
損得感情なしに、本気で自分のことを考えてくれる相手。つまり・・・
損得感情なしに、時に犠牲を払ってまで自分のことを考えて、守ってくれる相手。
多くの男性にとって、それは母親だったりします。
彼が離婚したという女性の、彼に対する関わり方は完全に母親のそれだなと私は感じました。
「私のためにOOしてほしい」ではなく、「相手が私じゃなくてもいいけど、あなたには我慢した人生じゃなくて、幸せな人生を送ってほしい」
そのスタンスが、彼の女性に対する依存心を高め、そして"何かを失っても、得たい"と思える存在になっていったのです。
彼との関係性に悩んでいる方に考えてみてほしいこと。
彼との関係が上手くいっていない方に考えてみてほしいのは、これまでのやり取りに「OOしてほしい」という欲求が多く含まれていなかったかということです。
もし思い当たる節がある方は、「OOしてほしい」ではなく「OOをしてほしいんだろう」と考えるようにしてみてください。
その思考の中で、彼が満たされていない部分が少しずつ見えてくるはずです。
そして、見えてきたものを彼に問いかけてみてください。
そうやって、彼の話を引き出していくことが、彼との関係を変えていく一歩に繋がるでしょう。