アプリの普及に伴い、結婚までのスピード感が早くなったり、結婚に対する概念に利害が含まれたりといったケースが増えています。また、アプリの弊害としてコミュニケーション不足や、互いに好き同士だったのに交際に至らないケースも多いのです。
私たち別れさせ屋にも、「好きな人が結婚してしまったけど諦められない」という相談が多く寄せられます。今回は事例をご紹介しながら、好きな人を取り戻す方法についてお伝えしていきます。
結婚した好きな人を取り戻した事例をご紹介
女性Aさんと彼は同じ職場の先輩・後輩同士でした。Aさんは彼に想いを寄せていましたが、彼と同じ職場ということもあってなかなか交際する勇気を持てなかったようです。
彼とは何度も食事に行ったり、遊びに行ったりしていたそうですが、結局交際に至ることができず、数年後彼はアプリで知り合った女性と結婚してしまいました。
Aさんから詳しくお話を聞くと、実は彼が何度もAさんにアプローチをしていたようですが、Aさんが無意識に拒否してしまっていたことがわかりました。Aさんはそんなつもりはなかったようですが、彼はAさんに振られたと勘違いしてしまって、他の女性と結婚してしまったのです。
そこで、まずはAさんに彼への素直な気持ちを本人に伝えていただきました。別の女性と結婚はしましたが、彼にもまだAさんへの気持ちが残っていました。初めは「今更遅い」とおっしゃっていましたが、彼はキャリア思考が強い奥さんとの結婚生活に疑問を感じていたようです。次第に奥さんとの離婚を考えるようになりました。さらにAさんに協力して頂き、工作員を彼に接触させ、結婚生活や離婚について話せる関係性を作り、さらに離婚への決意を固めてもらいました。
また、彼の奥さんはキャリア志向がかなり強く、奥さんも今回の結婚に対して疑問を感じていたようでした。女性工作員が接触し、奥さんの本音を聞き出すと、奥さんは仕事を優先したく、子供をつくることも考えていないため、彼とは揉めていることが発覚。そこで奥さんにも離婚を決意してもらうよう誘導していきました。
どちらが離婚を切り出すかという状況を作り出すことができましたので、次は離婚を告げてもらうよう誘導することに。仕事優先で面倒事を嫌う奥さんよりも、彼からのほうが離婚を切り出してくれやすいだろうと考え、Aさんと彼の関係性を進めていったり、Aさんの家庭的な思考を利用しました。結果、時間はかかりましたが彼から奥さんへ離婚の話をもちかけることに成功。離婚の話が出てからは、特に特別な財産などもなかったためスムーズに離婚へと進みました。
今回のケースでは、Aさんと彼の関係性を利用できたこと、さらに彼と奥さんとの間に決定的な価値観の相違があったことからスムーズにすすめることができました。
ただし、本件のようなケースはラッキーが重なったことも成功した要因の一つです。彼が別の女性と結婚してしまう前からAさんに何度もサインを出していましたから、彼が結婚してしまう前に行動できていたらよかったのです。
好きな人がいるなら、恋愛に臆病にならずにたくさんコミュニケーションをとってみてください。あなたのこれからのために、好きな人との関係性を発展させられるとよいですね。
