さらに難易度が上がります。
「遠ざけワード」と「遠ざけオーラ」を徹底的に排除し、鏡になりきる行為は続きます。
本当に、このままでいいの?と疑心暗鬼になりながらも、デートは中盤へ。
本当に元気がなさそうな時は、実際に見えているので「元気ないね」と言ってもいいのですが、
素っ気ない彼に「元気ないね」はNGですし、無理に話題を提供する必要もありません。
彼からしてみたら、
距離を詰められている感じがして「遠ざけオーラ」にしかならないので。
だから、当然「元気、だそうよ」などの励ましもダメ
盛り上げたり元気づけようとしたりする態度も「遠ざけオーラ」です。
距離を近づけようというあなたの意図を感じさせてはいけません。
辛い時間ですが、あなたが不機嫌そうな態度をすることもダメです。
あくまでも、我慢です。鏡なので同じテンションで、飄々としていましょう。
沈黙が続くかもしれません、でも、いいんです。
無理に話題を振ったりするのもNGなので。
ここまでくると、きっと、「何のためにこんなことをやっているの?」と虚しくなりながら
デートを続けていることでしょう。
これから、その理由を解説します。
男性の方が多くもっている本能
男性というものは、狩猟本能を持っています。
獲物を追っていたいんです。
獲物を狩る瞬間が快感なので、釣った魚に餌をやらないのはそういう意味。
完全に手に入れて、既に距離が広がった獲物(=あなた)であっても、
こういう態度を取られると意表を突かれるのです。
手中に入れて、すっかり俺のものになった恋人が持っていた、俺の知らない一面。
これは、狩猟本能をくすぐることなのです。
そのうちに彼は考え始めます。
「なんで、彼女、態度が変なんだろう。俺のご機嫌も取ってこないなぁ。」
(彼の態度を鏡としているだけですが…笑)
↓
これは、俺の知らない彼女だなぁ、知りたい。
↓
で、なんで飲まないんだろう?
・俺が飲まないから飲まないのか
・機嫌が悪いのか
・それとも、こいつはこいつで、俺の知らないところで何かあったのか
散々頭の中をぐるぐるしても、答えが浮かびません。
でも、男の人はグレーにしておけないうえに、必要な答えを求めることに対してはせっかちです。
既に俺の所有物になったはずの獲物(=あなた)の考えを暴きたい気持ちになっているのでしょう。
彼の方から距離を縮めようとしているサイン
ついに、彼の方から聞いてきます。
「なんで飲まないの?」
(彼の本心:なんで、いつもと違うの?)
こうなったら、あなたの勝ち!
1センチ縮まりました。
彼の頭の中は、なんで?知りたい!と、あなたのことに対する疑問でいっぱいです。
彼「なんで飲まないの?」
あなた「飲まないよ」
彼「なんで?」
あなた「何となく…」
間違っても、
「飲まないのはあなたでしょ?こっちのセリフよ」なんて言っちゃいけませんからね。
そのうち、彼が「最近さ…」なんて語り出したら、2センチ縮まったと思ってください。
でも、「私はね」という、あなたの意見は我慢。
彼は話せば話すほど、勝手に心を開いて距離を詰めてきます。
深い話題であればあるほど、距離が縮まっていると思ってください。
彼に好きなだけ話をさせておいて、あなたは、タイミング良く相槌を打っていればOKです。
どうしても何か言いたくなるのであれば、話を半分くらい聞いておけばOKです。
話の内容はどうでもいいんです。鏡でいることだけを心掛けてください。
とにかく、鏡です。
もし彼の態度が変わらなければ、それは距離を保っただけなので、距離はステイです。
食事の終わり際、間違っても、あなたから「この後、どうする?」とは聞かないこと。
そして、不安な時こそ、彼の温もりを確認したい気持ちになりますが、ハグもキスもせずに、潔く帰りましょう。
振り返っても見送ってもいけません。
一発逆転ホームランのヒント
?上級編
ありますよ、一気に「0センチ」にできる行動が…。
上級編をお伝えする前に、初級編・中級編を試してみてください。
それでも、距離が縮まらない場合、±0センチが長く続く場合は、こちらにご相談ください。
ここで、そのヒントとなるエピソードを1つ。
想像してみてください。
あなたは、中学2年の男の子です。
両親、高校1年の姉、小学3年の姉、そして猫がいます。
中2の男子は分かりやすく母親を遠ざけます。
好きとか嫌いとか関係ありません。とにかく、何でもうざいんです。
特に母親の場合は、良かれと思ってしてくれていることなのに、
良し悪しの判断もついていません。
ある日の夕方、母親と喧嘩をして、あなたは裸足で飛び出しました。
もちろん21世紀の話です。
21世紀の少年にとって、アスファルトのデコボコは足の裏にとても痛い…
あなたはリビングから玄関までの移動で、こう思っていました。
「追いつかないくらい、全速力で走ってやろう。」
で、靴を履くのもイラつく…裸足のまま飛び出して玄関のドアを勢いよく閉めました…
すぐに母親がドアを開けて「待ちなさい!」
…が聞こえません。
ドアが開く音も聞こえません。
でも、きっと男たるもの振り返れない。
とにかく走りました
自分で家出をしてみたのに、もうすぐ聞こえるはずだと期待しています。
「待ちなさい」「どこにいるの?」
聞こえません
むしろいつもより静かにさえ感じます
地球の果てまで逃げるつもりだったあなたは、しばらくして足を止めます
「おかしいな」
お金もない
携帯もない
まして、裸足…
誰も探しにこない、誰も追ってこない。
家の中はどうなっているんだろう?
もしかしたら何かあったのではないか?
冷え込んできたし、家のことも気になるし…小一時間ほどして、自宅に帰ってみました
中を伺うと、そこは家族全員が日常を送っていました
母と姉と妹が夕食に準備をしています。
「おかしいな」
なんで、誰も気にしていないんだろう
母が帰宅したあなたに気付き、いつものトーンでいつもの「おかえり」
お腹も空きました、だからご飯を食べました。
美味しかった…満たされました。
部屋に戻ろうとすると、妹と猫がじゃれあっていました。
思わず、笑いがこぼれました。
妹が「お兄ちゃんも遊ぼうよ」と言われて、思わず駆け寄りました。
これが、上級編へと繋がります。
この深層が知りたい方は、ぜひ、こちらへお電話ください。
彼の心理状況の分析から、復縁にいたるまでサポートいたします。