コロナをきっかけに妻との別れを決意した男性からのご依頼
ターゲット:奥さん(40代)
依頼内容:妻と別れたい
依頼背景
依頼者は横浜市在住の
結婚歴20年の会社員、大野さん(男性、44歳/仮名)です。
大野さんは中小企業をクライアントにもつ経営コンサルタントとして毎週全国を出張で飛び回っていたのですが、
新型コロナウイルスの影響から在宅勤務が多くなりました。
今まで奥さんとほとんど接する機会がなかった大野さんは、
毎日のように顔を合わせるようになったのです。
このことがきっかけとなり「今後の人生」について考えはじめます。
結論として「価値観の不一致」を理由に妻に対して離婚を提案しますが、当然ながらうまく行きません。
「自分のために妻と離婚をして新しい人生を築きたい」という思いから、私たちに離婚工作の依頼をする決意をされました。
工作の流れ
大野さんには不倫相手がいたということではなく、単純に婚姻関係を解消したいという事例でした。
難点だったのは、奥様は離婚を望んでいるわけではなく、夫婦関係にも特に目立った悪化が生じていないという点でした。
このようなケースでは、依頼人に意図的に「塩対応」を演じていただく必要があります。
私たちはまず、大野さんから奥様の性格、趣味、行動パターンなどの基本情報を収集しつつ、
夫である大野さんにも意図的に奥様との距離感をとっていただくように指示を出しました。
具体的には、出張があるわけでもなく家を不在にしたり、奥さんから話かけられても無視をしたりといった具合に。
もし、相手に対して「情」が残っていると、なかなかこうした行動をとることはできませんが、
大野さんの離婚意思は非常に強固なものでした。
そして、大野さんが奥さんを突き放している裏側で、私たちは奥様への工作を進めました。
具体的には、奥さんが通っていたスポーツジムに女性工作員を侵入させます。
挨拶ができる関係から徐々に近づき、工作員と奥様が定期的に食事に行く関係になるまでに半年の期間を要しました。
工作員が対象者である奥さんと信頼関係を構築した後、少しずつ「夫婦関係」の議論に展開させていきます。
大野さんは「塩対応」を継続していたため、奥様の口からは即座に「旦那の悪口」が飛び出してきました。
実際に離婚経験のある女性工作員は奥さんが最も心配している経済の問題についても「最適解」を提案し続け、約半年後(工作開始から1年後)に奥さんの気持ちが傾きました。
工作完了時
女性工作員の心理誘導がほぼ完了したタイミングで、
依頼者である大野さんから奥さんに改めて離婚の話し合いの場をつくっていただきました。
この時、奥さんは経理の派遣社員として社会復帰をしていたことともあり、
大野さんが経済的に支援を継続するという条件の下、円満に離婚を成立させることができたのです。
依頼を受けてから離婚の成立までには1年という期間を要しましたが、
夫婦間だけの離婚協議は5年以上かかることも珍しくありません。
もし、あなたが本心から「離婚をしたい」という方でいらっしゃるのであれば、費用対効果的な観点からも離婚工作を検討されてはいかがでしょうか。