これから別れさせ屋への依頼を検討している方が気になることはなんでしょうか。
まず費用のことについてか、成功できるかどうか(成功率は高いか)について。これらは気になることが多いでしょう。
同様に「別れさせ屋に依頼してばれないか」ということも多くの方が気になることだと思います。別れさせ屋に依頼して、もしターゲットにばれたときのことは想像したくないですよね。ですが、別れさせ屋への依頼がばれる可能性がゼロかというと、残念ながらそういうわけでもありません。
人が動く以上はばれる可能性もあります。今回はどんなシチュエーションでばれてしまうのかを解説しますので、別れさせ屋への依頼を検討している方の参考になればさいわいです。
別れさせ屋に依頼してばれる瞬間は?
1.報告書からバレる
これはターゲットが同居しているかどうか、同居していなくてもどのくらい依頼者さんとの生活の距離が近いかによります。ただパートナーと別れたい案件などはターゲットと一緒に住んでいることが一般的ですから、そこからばれる可能性があります。
ほとんどの別れさせ屋はデータで報告しているかと思いますが、別れさせ屋によっては紙で報告書を提出するケースもあるかもしれません。当然見ている最中は気にしていると思いますが、うっかり報告書がターゲットの目に触れてしまいばれる可能性はあります。
弊社はデータで報告書を提出しています。パスワード付きのファイルで納品しており依頼者さん以外は開くことができません。
しかし、これも紙の報告書同様、うっかりターゲットの目に触れればばれます。
報告書を開いたまま端末を放置してしまうことでターゲットに見られて依頼したことがばれることはありうるのです。これは弊社でも依頼者さんにお伝えしていますが、ターゲットが寝たあと夜遅くに報告書を開いたまま、うっかり寝落ちしてしまうケースは容易に想像できます。
すこし不便かもしれませんが、同居している場合は基本的に報告書を家では見ないなど、ルールを決めることをオススメします。
2.依頼人様ご自身が過剰に案件へ介入するケース
まず前提としてお伝えしたいのですが、そもそも別れさせ工作は探偵業法で認可を受けていない場合には、たとえターゲットとの関係がどのようなものであっても行ってはいけません。
しかし、それでも依頼者さんによってはこちらの報告をもとにして、ターゲットが通っている現地を見に行ってしまうケースは過去にもありました。お気持はわかりますが、法律の問題もありますし、おまかせいただくしか方法がありません。
案の定、その際にパートナーやその関係者に見られてしまい、別れさせ工作を確信的に疑われないまでも、疑念をもたれてしまいその後の別れさせ工作に支障をきたすというケースは、散見されます。
情報提供やターゲットの様子の変化など、もしご協力をお願いする場合には弊社からお伝えしますので、別れさせ工作を依頼したことがばれないようにするためにも、ご報告までお待ちいただければと思います。
3.別れさせ工作で知った情報を漏らしてしまう
別れさせ屋に依頼すると、本来依頼者さんが知りえない情報を報告書で知ることになります。
たとえば、依頼人様が不倫をしている女性で、不倫相手と一緒になるために、別れさせ工作を依頼をしたとします。
弊社から報告書をお渡ししたあと、不倫相手と喧嘩をした際に、熱くなってしまって本来知る由のない奥様の情報などを話してしまうと、なんでそんなこと知っているんだ?と言われてしまいます。当然ですが、別れさせ屋に依頼していなければ、(不倫相手が話していない限りは)知り得ない情報というのはたくさんあります。
また、不倫相手を過度に信用して、別れさせ屋に依頼していることを正直に話してしまうケースも過去にありました。不倫相手が100%自分の思う通りの行動をしてくれるとは限りません。
別れさせ屋に依頼していることは誰にも話さないで下さいとお伝えしていますが、冷静でいられなくなったときにはうっかりしてしまうもの。いつも頭の片隅においておくくらいがちょうどよいでしょう。
4.ターゲットに対して無謀な接触
これまでは依頼者さんから別れさせ屋への依頼がばれてしまうケースをご紹介しましたが、当然別れさせ屋の技術の未熟さからばれてしまう可能性もあります。
たとえばターゲットの性格やライフスタイルなどなにも考えずに、接触場所や接触する人物設定など適当にしたままで、とりあえず接触してしまうと、かなり警戒心を生み出すことになります。不自然さにターゲットが警戒するのです。ここから依頼がばれるに至ることはそうそうないでしょうが、警戒されればそのあとの工作にも影響が出ます。
別れさせ工作の基本は、日常の中で自然に接触することです。なんの脈絡もなくいきなり話しかけられて連絡先を聞かれたとしたら、誰でもあやしみますよね。
また、ターゲットにあまりに見合ってない工作員を接触させてしまう場合も、日常生活ではあり得ないという不信感を与え露呈するリスクを高めることになります。
恋愛経験の少ないターゲットに対していきなり恋愛経験が豊富そうな工作員が話しかけたら、不審がられるでしょう。
あくまで別れさせ工作は現実でも起こりえる内容で進める必要があります。それを逸脱した接触をした場合、警戒に繋がり、結局バレてしまうという最悪の自体になります。
このようなことがないようにするのがプロの別れさせ屋としての技量とも言えます。
5.調査方法が悪い
じつはそもそも事前に調査をまったくしない別れさせ業者さんも多いのですが、これはかなりハイリスクです。
ターゲットの生活サイクル、人間性、性格など何も分からずターゲットへ接触すると警戒させてしまい、依頼がばれることに繋がります。先にお伝えした無謀な接触にも繋がりやすくなります。
また連続した長時間で調査する別れさせ業者さんもいますがこれも危険です。長時間調査をすれば良いのではなく、リスク回避の為には数時間に分けて調査するなど工夫をしないといけません。長時間の連続した調査は目立ちます。たとえターゲットにばれないように注意して調査をしていたとしても、近隣住民に警戒を与える可能性があります。結果的にターゲットにもそのことが伝わって警戒され、結果別れさせ屋への依頼がばれてしまうこともありえます。
まとめ
これまでお伝えしてきたように別れさせ工作が成功するまでには、長期間いろいろな場面でターゲットやターゲットの関係者と接触する可能性があるため、さまざまなリスクがあります。
依頼者さんからばれることがないように情報管理に注意を払ってもらう必要があるのに加え、別れさせ工作を丁寧に行う別れさせ屋に依頼することをオススメします。
ターゲットとただ接触するのではなく、ターゲットが全く疑問を持たないかたちで「接触する」のはことのほか難しいのです。
報告書に「接触に成功」と書かれていれば依頼者さんとしては上手く進んでると思われるかもしれませんが、どのように接触したのかがすごく重要になってきます。
別れさせ屋へのご依頼前に、ご自身のケースならどのように接触させ関係構築を行うのか、ざっくりとでもよいので構想を聞いておいたほうがよいでしょう。
そのときにそのシナリオが甘い、無理やりじゃないか?と感じたら依頼しないことも大切です。
