最初にお伝えします。
今回は、「彼の心を取り戻したい時にやるべきこと○選」のような記事とは違います。
具体的な指南はできません。
色んなタイプの男性がいて、色んな恋愛観を持っている女性がいて、状況も人それぞれですから。
簡単にいうと、彼の態度がいつもと違う?と感じた時の「あなたの心の持ちよう」についてです。
付き合っている彼が、
・なんだか冷たい、そっけない…気がする
・メールやLINEの頻度が減った…気がする
・私への興味が薄れた…気がする
せっかく気付いた「気がする」を、そのままだと思わないでください。
ラブラブな彼のそんなサインに勘づいた場合、95%正解です。
あなたは勘づくことができて良かったのです
まず、そのことを喜びましょう。
これで、ある日突然、前触れを感じることなく「別れよう」と告げられる状況は避けられます。
それでは、率直にお伝えします。
今、彼は、あなたと同じ恋愛のステージに立っていません。
あなたへの気持ちが離れつつあります。
ただ注意しなければいけないのは、
本当に恋愛をそっちのけにしなければならないくらい忙しい状況も、実際にあるということ。
忙しくてそっけないかどうかの違いは、あなたになら分かるはずですよね
同じステージに立っていなくても「おまえのこと、うざいんだよね」とは決して教えてくれません
なぜだか分かりますか?
そういった言葉に反応するあなたの存在も鬱陶しいからです。
ラブラブな状態ではないので、そういうことに付き合うのも鬱陶しいんです。
そんなサインを感じた時、こんな風に脳内変換していませんか?
「こんなに好きだからこそ、些細な彼の変化にもちゃんと気付けるんだわ」
↓
「だから彼に伝えなきゃ」「私の愛情を証明しなきゃ」
↓
で、言ってしまうんです…
「大丈夫?」「どうしたの?」
今日から、この状況での「大丈夫?」「どうしたの?」などの彼を気遣う言葉を、
今日から「遠ざけワード」と呼びましょう。
非常事態!だから心に30センチ定規
彼を気遣う「遠ざけワード」、聞いてしまうことが普通ですよね。
だって、幼稚園で先生から教わりました、「元気がないお友達がいたら、声をかけてあげようね」って。
声をかけると先生に褒められました、「〇〇ちゃん、やさしいね」って。
だから、いつもと違う彼に「どうしたの?」と気遣うことは、
自分の優しさの表現方法だと私たちの細胞に刻まれています。
まして好きな彼だったら、聞きたくなってしまいます。
それに既婚のカレと付き合っていると、独身男性の時よりも心配が増えます。
「もしかして、奥さんとラブラブなのかしら?」
「もしかして、あの時のあの言葉で引いたのかしら?」
「もしかして、他にも好きな人ができたのかしら?」
この「もしかして」が多くなるので、不安になるんですよね。
「遠ざけワード」は、
40℃の熱が出て顔が真っ赤、足を骨折しているなど、
客観的に誰が見ても大丈夫じゃないと断言できる場合にのみ使いましょう。
あ、もちろんラブラブな時は違いますよ。
そもそも、なぜ気遣いを「遠ざけワード」と呼ぶのかと言うと…
まず、彼とあなたとの関係を、2人の心の距離に置き換えて考えてみましょう
30センチ定規を思い出してください。
・ラブラブな時:2人の心の距離は…0センチ
・素っ気ないモード初期(彼は自覚し始めた、あなたは気づいていない):5センチ
・素っ気ないモード中期(あなたが勘づいた):10センチ
・素っ気ないモード進行期(「どうしたの?」):遠ざけワードを使うごとに1センチずつ離れる
・別れ決定モード:30センチ
この30センチに到達した時が、『愛情が冷める瞬間』です。
あなたが勘づいた今、少なくとも10センチは離れているとイメージしてください。
ただ、修復しようとしてあなたが何らかの行動を起こしても、
あなたにはこの距離を埋めることはできません。
縮めることはできないんです、あなたの力では。
では、どうしたらいいの?
こういったシチュエーションになった時点で、主導権を握っているのは彼です。
あなたができることは「何もしないこと」
そして「距離を縮めようとしていることを彼に悟られないこと」
彼との距離を1センチでも広げないこと。
しかも、広がり方は1センチずつではありません。
1つのアクションで2センチ、3センチ、4センチと広がってしまう場合もあります。
何もしないって…じゃあ、どうしたらいいの?
それは「彼の鏡になること」です。
彼との心の距離について学んだところで、また次回!
『男性の愛情が冷める瞬間』Vo.2 初級編 〜あなたは鏡〜