別れさせ屋工作の終盤戦!!(その2)
ただ、この告白はA工作員への思いが強くなったことが原因で起きてしまった出来事です。現在2人は少し気まずい関係・・・
対象者の親友の恋人となり、対象者の良き相談相手となっているR工作員の誘導により、もう一度A工作員と話し合うことを決めた対象者。
久々にA工作員と再会しましたが、なかなか本題に入れません。
※R工作員(海で対象者等と接触した最初の女性工作員・対象の友人と恋愛関係を構築し、対象者の良き相談相手で今ではお姉さんのような存在。)
※A工作員(対象者は先日、彼女と同時にA工作員への恋愛感情を認めました!A工作員の気持ちも対象には伝わっています。)
お互いの気持ちが通じ合った・・・?
今、この彼等は非常に宙ぶらりんな状態です。
お互いの好意を認識し気持ちが通ったかに思われた矢先、罪悪感に耐えられなくなった対象者は彼女の存在を打ち明けてしまいました。
おそらくですが、対象者は本当に頭を抱えていると思いますが彼女である第二対象者に何かアクションをしているかどうかは、まだわかりません。
A工作員に対してもこうしてなかなか話を切り出せない様子ですから、第二対象者にも同じように何も切り出せていない可能性も高いと思われます。
二人はあてもなく歩いていた様子ですが、やっと意を決したように対象者が何か語り始めました。
今回、対象者は正直な感情を全て話してきているようです。
A工作員への好意というよりも、実際今自分が抱える気持ちを全てぶつけている様子です。
対象者の話から、なんとしてもA工作員と交際したいということでもなく、ただただ正直な思いを口にしているように窺えます。
工作員は、その「正直に全てを話してくれる姿勢」に対してお礼を何度も告げています。
お互いに好きかどうか。好意がどれほどあるかどうなのか。そういった範囲内での話ではなく
もっと深いところを分かりあえているように感じる「理解」を見せています。
表面的な話ではなく、本質的な部分を見てくれているんだと対象者に思わせるような接し方です。
そういったところからまたさらに好意が生まれてくるのですよね!
対象者にゆさぶりをかける!!!!
対象者が全て出し切った様子だったので、A工作員もポツポツと話し始めました。
私も、彼女がいるんじゃないか。多分いるんだろうなとは思いながら、見ないようにしていたし、聞こうともしなかった訳ですし私の方がずるいですよね。
こんな話をしている中でもお互いを気遣っているような会話です。
ここから、A工作員は対象者の気持ちを揺さぶる言葉をたくさん伝えることとなります。
なんだか私達考え方とかも含めて似てますね。
本当に感覚が似ているからなのか、一緒にいて楽しいです。これからも一緒にいれたらそんなに幸せなことはないと思います。(相手の気持ちを受け入れ、このまま交際に繋がる話を期待させます。)
でも、もっとお互いに早い段階できちんと正直になっていたらこの先は違っていたかもしれませんね。(でも一緒にいることはできないと思うという関係性を終わらせるような話です。)
私も、このことだけが原因ではないんですけど、最愛のペットの死や仕事のこと、もちろん今回のことも含めて一度リセットしようかと思って、引越しを決めました。(距離的には遠すぎず中距離と言える範囲ですが、もうこれを機に離れる意思を伝えます。)
話を聞いた対象者はかなり呆然としています。
まさか、距離的に遠くなるようなことになるとは予測していなかったのでしょう。
ただ、この対象者は締め切りを作ったり、ここまでに答えを!と思える線を引いてあげなければ行動がおこせないタイプです。
今回はこの内容を伝え、「さようなら。」と一旦別れを決めた対応を見せ、工作終了となりました。
最終的な行動を起させるまでもう少しです。対象者が自ら第二対象者にも話をすることになるはずです!〔(case1-28)へ続く〕
前回の記事は(case1-26)から
注)文章・映像に関して依頼人様からの許可を得て掲載させていただいております。文中の会話については特定ができませんよう若干会話内容を変えております。ご了承下さい。