
『工作員がターゲットと仲良くなるなんて本当にできるの??』
お客様からご相談を受けた際に、
「でも工作員さんが相手と仲良くなるなんて、本当にできるんですか?」と聞かれることがあります。
確かに「仲良くなる」と一言で言ってもざっくりとしていますよね。
知らない人同士が仲良くなるってどうするんだろう?
確かになかなかイメージができないかもしれません。
改めて「人が人と仲良くなる」ときに必要な要素について社内会議を行ないました。
「人が人と仲良くなる」ときに必要な要素は?
一つ一つ項目を細かく分解することからスタートしました。
この分解する作業のときには「工作だから」という概念は抜きにして、スタッフがプライベートで誰かと仲良くなるときにどうなれば?という視点で話し合いました。
スタッフの意見
新人スタッフA「共通の趣味や好きなものが同じだと分かったら。同郷なんかも話が盛り上がりますよね。」
新人スタッフB「悩みを聞いてくれる人には心を許しちゃうかも・・・」
先輩担当者C「なんでもいいんだけど、一緒に大笑いしたらすごく仲良くなっちゃった気になる。」
先輩担当者D「いやらしい話、仲良くしておくと得しそうとか思ったら仲良くするかも・・・」
先輩担当者E「連絡が来る頻度が自分に合ってたらいいんだけど、ずれてたら少しうざったく感じて距離置いちゃうかも。。。」
先輩担当者F「信用できそうなできなさそうか、根本的なことだけど・・・」
スタッフの人間性や性格も露になる質問でした(笑)
はっきりとお答えすると「できます!」
ターゲットに人間性やそのときの心境によって、接し方はさまざまですが、
●●の気持ちのときに、どんな接し方をされたら心を許してしまうか?
どんな会話で盛り上がれば、うんと仲良くなれた気がしてしまうか?
もし共通の趣味があることが発覚し、知ってる人にしか分からないマニアックな会話が出来たら、「分かる人がいたー!嬉しい!」と思ってしまう・・・など、ターゲットと仲良くなる要素をきちんと分析し、それを組み込むことで、距離は確実に縮まります。
なんとなく・・・では仲良くなれない。
「工作」は人の気持ちに入り込んでいく作業です。
人の感情を操作するのは簡単なことではありません。
簡単ではないからこそ、細かいところまでプランニングしています。そこまで相手の心理を研究して挑む内容なので、仲良くなれるんです!
今回の社内会議では、初心に戻って皆で話し合いすることができました。
「人が人と仲良くなるって何?」
と改めて考えさせてくれた、このご質問をくれたご相談者様に感謝です。