前回までのおさらい
☆依頼者様→Y様(男性)
☆第二対象者→Y様が想いを寄せる女性、Uさん
☆対象者→Uさんの現在の彼氏。今はまだ謎の男性。
対象者を特定するべく、第二対象者の自宅マンションから調査を開始。
5時間以上の張り込みの末、遂に姿を現した第二対象者!
ちょっとオシャレなカフェで人と合流するも、それは期待していた対象者(彼氏)では無く、友人女性でした…
しかし!この女性と遊んだ後に対象者と会うかもしれない!ということで張り込み続行です!
女性という生き物とは
二人がお茶を始めてから既に1時間半が経過。
どうして女性同士はお茶でそんなにも時間を浪費できるのだろうか。。。
毎回思います・・・
女性同士っておしゃべりが止まらないケースが多いですよね。
なので、「彼女の本音が知りたい」などのご依頼の場合には、女性ターゲットに女性工作員を近づける工作も多々あります。
友人になってしまえば、ほぼエンドレスに話が弾み、知りたいことを聞けてしまうということは全く珍しくありません!!
話が逸れてしまいましたが、そうこうしているうちに二人はお店を出ました。
都心部で人通りが多いエリアは、調査においてターゲットらに認識され辛いというメリットの反面、失尾(見失う)する危険性も高いんです。
人が多すぎる場所は細心の注意が必要なんですよね。
二人は楽しそうに会話しながら、ぶらぶらとウインドーショッピングすること1時間。
あちらのビル、こちらのビルと行き来している様子からは特に決まった予定は無さそうです・・・
このウインドーショッピングというのが曲者で、行ったり来たりと行動に一貫性が無い為、非常に尾行し辛いんです!
また、大体ファッションビルはレディースフロア、メンズフロアと傾向があるため、女性調査員との連携が必要です。
コスメフロアは女性調査員がいてくれないと結構厳しいですね(泣)
長い長い張り込みの末…
トータル3時間弱ぶらぶらした二人は、飲食店を探し始めた様子です。
夕食の相談をしているのか、一軒一軒お店の様子とメニューを見ながら会話する二人。どこかのお店に入ると思いきや、何処にも入らずまた移動・・・
行ったり来たり・・・なかなかの調査員泣かせです(苦笑)
やっと入ったお店はこれまたオシャレそうなイタリアンのお店でした。
美味しそうなお店ですが最初のカフェで同じ店内に潜入したため、残念ながらこのお店は外で待機です。
ここで張り込み始めて1時間半・・・
まぁそう早く出てきませんよね。
住宅街と違って、こういった場所は張り込み易いので、まだまだ問題ありません。
・・・3時間が経過。。。
まだ出てきません。
さっきお茶で1時間半話しただろう!?
と、これは男性の意見ですね。彼女たちはまだまだ話し足りなかったようです。
ワインでも飲んでいるのでしょうか・・・
・・・4時間が経過。。。そろそろお願いします!
張り込むのが辛いんじゃないです!
時間が遅くなればなる程、対象者と会う確率が減ることが辛いんです。。。
4時間25分経過。。。やっと出てきてくれました!!!
お二人とも、良い感じに酔ってます。
この後は駅で友人と別れ、第二対象者はそのままご帰宅。。。
第二対象者が帰宅する前に部屋の明かりが既に点いていないかも一応確認しましたが点いていませんでした。
彼氏がマンションで待っていたというパターンもありませんでした・・・。
今回は完全なる女子会の日でしたね。
対象者特定までは至らなかったものの…
特定調査においては、こういうことも多々あります。
でも、何も分らなかった訳では無く、「この曜日は彼と会わない可能性が高い」ということが判明します。こうやって、会いそうな曜日を絞っていく手がかりにもなるわけです。
Y様にご報告したところ、
「長時間有り難うございました。彼が現れなかったことは残念ですけど、彼女のプライベートが垣間見えて少し嬉しいです!」
なんて有り難いお言葉を頂きました。
そんな風に言って頂けると、今まで以上に頑張ろう!と熱くなってしまう、意外に単純な自分達なのです(^_^;)
次こそは特定するぞー!! 〔(case1-5)へ続く〕
前回の記事は(case1-3)から
注)文章・映像に関して依頼人様からの許可を得て掲載させていただいております。