工作なのに工作員が来ない!?...一体何が!?
待ち合わせ場所に現れない女性工作員A・・・?
これにも勿論裏があります(^_^;)
この作戦が意図するものとは。。。
前回までのおさらい
☆依頼者様→Y様(男性)
☆第二対象者→Y様が想いを寄せる女性、Uさん
☆対象者→Uさんの現在の彼氏。先日対象者とA工作員の引き合わせも無事にできました。
対象者がR工作員に語ったA工作員の印象は良いものでした。「人として好き・人として面白い」そう思ってくれている様子です。
さて、これからはこの感情を「恋愛感情」に変えていかねばならないというところ・・・
※R工作員(海で対象者等と接触した最初の女性工作員・対象の友人と関係構築していく役となりました。)
※A工作員(前回の飲み会より登場。今後対象者と関係構築するメイン女性工作員)
メッセージの中身が重要!!
前回の四人での飲み会でA工作員と対象者のLINEも無事繋がりましたので、直接やり取りはできています。
しかしここでもやはり工作員からはがっつきません。
自身の友人のように積極的ではない対象者。ましてや実は彼女がいる対象者ですから、対象者からもそこまで頻繁にメッセージが飛んでくるものでもありません。それはこちらでも予想できている範囲内!
メッセージの量が全てではない!いかに対象者の気持ちを揺さぶるか、「中身」が重要です!
案の定「また皆で飲みたいね。」「本当だね。」そんな口約束のようなやり取りはありますが、対象者の方から具体的な日時の提案などは出てこないわけです。(これから先対象者から発信・行動するように仕掛けていきたいところ!)
今回もR工作員と友人のやり取りを使って飲み会のアポを取ることにしました。
(友人を使っての飲み会アポは本当に一瞬で決まります。友人、仕事早い笑)
2回目の飲み会工作!!!
さて当日の待ち合わせ場所。
時間5分前にR工作員・対象者・友人が揃いました。
A工作員がまだ来ていない・・・。
R工作員が「今日、Aと一緒にここまで来るつもりだったんだけど返事なかったんだよね・・・。まぁ黙って来ない子じゃないからもしかしたら仕事が長引いてるのかも・・・」と伝えている様子。
・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
待ち合わせ時間を10分過ぎましたが、A工作員は現れません。
「どうしたんだろう?とりあえずお店には向かってようか・・・」三名で先にお店へ向かうこととなりました
。
その間もR工作員はA工作員に電話しますが、繋がりません!
A工作員が遅刻?工作のドタキャン!?そんな工作員としてあるまじきことを心配されている方もいるかもしれませんが、今回は実は
「あえてA工作員は現れないプラン」
となっています!
(ここまでハラハラさせていたらごめんなさい^^;)
なのでR工作員の発言は全て打ち合わせした台詞・演技なのでご安心を!(本日A工作員は別の場所で待機しています。)
対象者の心を揺さぶる!!!
現場ではA工作員が現れない理由がはっきりしないまま、三名での飲み会スタート。
それぞれどうしたのかなーと気になっていますが、残業か何かだろう。後で遅れて参加するだろう。と思っている様子。
飲み出してしばらく経ったところで、A工作員からR工作員へメッセージが届きました。
「本当ごめん。連絡取れてなくてごめん。今日◎◎が亡くなっちゃった・・・。」※◎◎はA工作員が飼っている(という設定の)ミニチュアダックス
「△△君(対象)と◆◆君(友人)にも本当ごめんねって伝えて・・・」
ここで初めてA工作員がなぜ来ていないかがはっきりしました。
前回の飲み会でペットの話は出ています。(第二対象者が犬を飼っていることは情報にあった為、対象者にとっても犬は身近に感じるだろうということで会話内容に取り入れていました。)
ペットが亡くなるのは家族を亡くすのと同じですから、それを聞いた三名はさすがにちょっと元気をなくしています。
いつもハイテンションな友人でさえ、どう振舞えばよいか分からなくなっている様子。
優しい性格の対象者はおそらく、かなり気になっていると思われます。
何か元気をつけてあげたい。でもまだそこまで親しくないし・・・。仲が良い友人だともまだまだ言い切れないようなこの関係性で、自分が何かするというのもどうなんだ・・・。そう感じていると思います。
対象者にこういった葛藤を感じさせたいことが今回の狙いなのです。
当たり前に会えると思っていた相手が来なかった肩透かし。
A工作員のことを心配してしまう気持ち、気になっているという事実に対象者がハッと気付く。その気持ちを増幅させる。それが今回の工作の主目的となります。
「とりあえず、飲もっか!」
R工作員の仕切り直しに対象者も便乗していますが、どこか盛り上がりきれていない様子。
ここから対象者の気持ちをじわじわと揺さぶっていきます!次回、細かい工作テクニックが満載!!お楽しみに!!
〔(case1-19)へ続く〕
前回の記事は(case1-17)から
注)文章・映像に関して依頼人様からの許可を得て掲載させていただいております。