別れさせ工作、後日談
アクアを選んで下さった依頼者様にも喜んで頂き、
ホッと胸を撫で下ろすスタッフ一同。
今回は普段お見せする事の無い、そんな工作員や調査員、そして専任担当者の率直な感想をご紹介します。
前回までのおさらい
☆依頼者様→Y様(男性)
☆第二対象者→Y様が想いを寄せる女性、Uさん
☆対象者→Uさんの彼氏。⇒前回の工作により別れることになりました。
その後の対象者ですが、A工作員との関係は良好です。
別れさせ終了後、急に工作員が忽然と姿を消すのは不自然ですので、A工作員も対象者と連絡を取り合っていますし、R工作員も友人との交際は続けています。
但し、この交流は永遠には続きません。徐々に自然な形で離れることになるのでここにはまた別のシナリオが準備されることとなります。
最後に、今回の案件に関わったスタッフの感想をお伝えしたいと思います。
R工作員の感想
ほとんどの案件で、「連絡先の交換」にある程度の時間がかかりますが、Y様案件は連絡先交換が1回でできたことがやはり一番印象的です(笑)
表現は悪いですが、友人男性の食いつきを最初から最後までうまく利用させて貰って、とても良い効果を要所要所で生み出せてました。
対象者は、人の意見を良く聞くタイプの方だったので工作自体は行い易かったです。
工作時はリアルに友人男性と交際しているつもりで接してきましたが、とても優しい彼氏でした。
A工作員の感想
今回の案件は私自身の設定が毎回かなり追加されましたね(笑)
泣くことも多かったように感じます。
私もRちゃんと同じで本当に工作期間中は対象者である彼に恋しているつもりで行なってきました。なので途中途中、涙があったのは演技でもあり演技ではないんですよね。
あとは、彼が急に彼女の存在を打ち明けてきたときと、最後見送りに来てくれなかったときには、ドキドキしました・・・(笑)最終的にはうまくいってよかったですが(笑)
あと、毎回の工作後、彼の発言や行動を基に人間性や性格を分析するのが楽しかったです。
やっぱり、接する期間が長いので段々と彼が考えそうなことや彼が言いそうなことなどわかってくるんですよね。
そういった話を担当者とするのが楽しかったです。まだしばらく彼との関係は続くので、最後まで気を抜かずに頑張っていきます!
調査時や工作時の撮影などで一番良く出ていた調査員スタッフ
実は対象者は、特に一人でいるときは右斜め後ろをちょくちょく見る癖がありました。
本当に誰かを見ているというより、そういう動作が癖のようです。
調査時には、その癖を理解した上で尾行していたことがとても印象に残っています。
調査員は、とても地味な立場に思われがちですが、例えば連絡先の交換をした時や、状況が好転した時やステップアップしたときなど誰よりも一番近くで大喜びしていることを忘れないでください(笑)
担当者の感想
無事に終わってホッとしています。
今は、今度はY様とUさんの距離を縮めるべく週に1度Y様へのアドバイスを継続的に行なっています。
Uさんは職場では元気に振る舞い、彼氏と別れたことに落ち込んでいる様子は見せないそうです。
が、Uさんは元々ネガティブな感情を職場に持ち込まない女性ですので彼女の細かい心境をY様だけは理解しているように見せています。
少しずつではありますが、距離は縮まっていると思いますよ。
今度2人で飲みに行く約束もできたという報告も頂きました。これからが楽しみです。
これまでの記事には書ききれなかったことや残念ながら書くことができなかったことなども多々ありましたが、Y様案件では男女の別れさせというだけでなく、対象者にとっても人間的に成長する内容にもなったように感じます。
強制的な別れを作るのではなく、対象者が自ら別れという答えを導き出すように。という部分を重点的に意識して行なってきました。
また、2人の工作員の機転がほぼ毎回際立っていたようにも思います。
担当が行ないたい内容や方向性を常に理解してくれていたので、咄嗟の事態でも適切な発言や対応で切り返してくれていました。
担当と工作員の絶対的な信頼関係があったからこそ、最後まで皆で一緒に進めてこれたと思います。
Y様とはもう少しお付き合いは続きますが、幸せを掴んだ後には二度と依頼して欲しくないです!!
Uさんとの幸せを最後として、今後は工作する必要がない人生を送って頂きたいです!!
前回の記事は〔case1-31)から〕
こちらの案件をはじめから読みたい方は〔case1-1)から〕
注)文章・映像に関して依頼人様からの許可を得て掲載させていただいております。文中の会話については特定ができませんよう若干会話内容を変えております。ご了承下さい。