関係構築in飲み会編その2
今回は、その飲み会の続きです。
それでは工作の再開です
ここからは皆さまにイメージして頂きやすいように、実際の会話内容にプラスして、
ポイント毎で見解や解説(※印部分)を加えて、その時の詳細を記載して行きます!
これまで同様に
Hさん=第二対象者
彼女=対象者
という表記になります。
(女性スタッフA) ねえねえそういえばさ、ケイゴさん(男性スタッフA/バツイチ設定)は、再婚とかしないんですか?
(男性スタッフA) 俺?うーんどうだろう。あまりまだ考えてないかもなぁ・・・。
(対象者) いつ頃まで結婚されてたんですか?
(男性スタッフA) 3年位前かなー?
(女性スタッフB) なんで別れたの?って突っ込んじゃダメ??w
(男性スタッフB) ケイゴさんモテるから浮気したw
(対象者) えーーーー!?うそーーーー!?
(男性スタッフA) いやいやwそんなわけないからw 結婚を決めたのもお互いに早すぎたし、恋愛の延長線として結婚を考えてたら実際は全然違ったから・・・かな? 最初は俺だけが理解できずにピンと来てないのかと思って我慢してたんだけど、思い切って話し合ってみたら嫁さんも同じことを感じてたみたいww
(女性スタッフA) 我慢・・・?
(対象者) 我慢・・・(苦笑)
(男性スタッフC) 何2人で繰り返してんの?w
(男性スタッフB) トイレ我慢してんのか?いっておいでw
(女性スタッフB) 違う違うw 最近の私達のトークテーマなのw【我慢】!!恋愛に我慢って必要ですかね?どう思う?
(男性スタッフB) 俺は絶対無理!!我慢したらその瞬間頭から煙出るよww
(女性スタッフA) 絶対そういうタイプだよね。シンさん(男性スタッフC/冷静でクールなタイプ)は逆に我慢しそう。
(男性スタッフC) ・・・そうだな。ある程度は我慢する方かも。でもキャパ越える前に思ってることはちゃんと伝えるよ。静かにゆっくりw
(対象者) それ一番怖いww
(男性スタッフA) 俺は、時と場合によっては【我慢】も必要だと思うよ?
(対象者) え?そうなんですか?そうですよね!
(女性スタッフA) ことのちゃん、味方発見したって顔した!
(男性スタッフB) ことのちゃんは我慢強い女の子なんだ?ドM?ww
(女性スタッフB) バカじゃないのwことのちゃんはね、結構、揉めたりする位なら自分が我慢するっていうタイプなんだよねー?
(男性スタッフA) あー。なるほどね。ちょっと分かる気がするなw でも、多分我慢することが必要な場合と不要な場合はあると思うよ。 喧嘩そのものが嫌なの?そんな激しい喧嘩するようには見えないけどw
(対象者) うーん・・・喧嘩って雰囲気も気分も悪くなるし、いいこと全然ないじゃないですか。男の人が怒るとやっぱりなんか怖いし。そういうのにパワー使いたくないっていうか・・・なんて言ったらいいんだろう?
(男性スタッフA) そっか。でも、喧嘩も時と場合によっては必要だと思うよ?別に激しいぶつかり合いだけが喧嘩じゃないしね。
「喧嘩」って表現がことのちゃんを不安にさせるのかもね? 「ナイスファイト」とか表現変えたら怖くないかもよ?w
(対象者) wwなんですかそれー!?でも確かになんか試合みたいw
対象者の意識を変える
今までは対象者の交際を真っ向から「それってどうなんだろうね?」と工作スタッフは逆の意見で固めてきました。対象者だけが「少し皆と違った」わけです。
それにより、「やっぱり私の恋愛って間違ってるのかなー?」という不安には駆られていたと思いますが、ここであえて、「味方だ!」「同じ意見を持っているかも!」と思わせる発言を男性スタッフAが行ないました。
完全に同じ意見でなくても構いません。一瞬「私と同じタイプなのかな」「この人は分かってくれそう」と思わせることで、恋愛感情までなくとも「好印象」を与えることができるのです。
(ここまでの対象者の振る舞いから見て、男性スタッフAがその適任であるとその場で判断したためです。もしこれが男性スタッフBやCが行なうべきと判断していたら・・・この役割や発言は男性スタッフBやCが行なうことになり、それぞれのキャラクター設定に馴染ませていくことになったわけです。このあたりの流れに関しては工作スタッフ同士の連携と阿吽の呼吸で行なう部分なんですよね。)
この会話をきっかけに自然となんとなくですが1対1の会話が時折盛り上がるような流れにもなりました。
対象者は男性スタッフAの結婚していたときや交際していたときの話、結婚生活の話などとても興味を示していたそうです。
そこには、間違いなくHさんのことを重ねながら投げかけた質問も出ていました。
Hさんとぶつかり合いができない分、男性スタッフAに男性の気持ちというものを聞きたい!と思ったのでしょう。
意地悪かもしれませんが、男性スタッフAは全ての質問には答えず、「そこまでは答えられないなーw」「この話長くなるよ?w3日くらいかかるよww」などと、数箇所交わしながら「経験値の高い」キャラクターとしての印象を与え続けました。
その中で
「男ってこういう風に考えるところがあるから・・・」
「それは女性特有の思考かもね。男はそこまで気が回らないからなー」など
終始、対象者の考えを否定することなく優しく同意してあげながら時々【男性心理】を代弁するような会話をしてあげました。
お酒も飲みながら、楽しい雰囲気の中、今回の工作は無事終了となりました。
◆21:02/上記店舗より6名が退店するのを確認する。全員で連絡先の交換を行い、本日の工作を終了する。
今回分かったこと
今回の工作は大きな進展となったのではないでしょうか。
工作で異性の接触と言うと皆さん、最初から恋愛モードで責めまくるという印象があるかと思います。
よく考えてみてください。
パートナーがいるターゲットです。
最初から恋愛モード全開で行なえばいいというものでもありません。
もちろん、最初から意識されれば最善ではありますが、それはただの最初から浮気性のターゲットですよね。
なんでも相談できる相手。
気兼ねなく話せる相手。
そういった知り合い・友人という経緯を経て
「そんなつもりはなかった」「まさかそこまで仲良くなるとは思ってなかった」と自然と仲良くなれるのが一番リアリティがある内容ではないでしょうか。
今回の工作でその存在に限りなく近付きそうなポジションについたのが男性スタッフAとなります。
実は途中、対象者にはHさんから連絡がきたようですが、いま友人と食事をしているからとすぐに切ったりとしていたそうです。
対象者自身もこの場を楽しんでいた証拠ですね。
最後、全員で連絡先交換を行っており、現在グループLINEにて連絡を取り合っている状況です!
さてさてここからさらにどういう展開に!?
次回もお楽しみに!!→〔【THE アクアLIVE!!】(case2-23)へ進む〕
前回の記事は(case2-21)から
※案件はリアルタイムで進んでおりますため、支障が出ない範囲での掲載、また画像については加工させて頂きます。ご了承下さいませ。(もし宜しければ、ご覧下さった生の感想やご要望など、メールや問い合わせフォーム等どんな形でも良いので、皆さまのお声を頂けると励みになります!)
★本件のご依頼の背景★
依頼者様(仮名:M様)は34歳の独身女性です。M様が想いを寄せる男性(仮名:Hさん)の調査をして、彼女が判明し自宅・勤務先は特定できました!HさんはM様にも借金していたり、M様とのこれまでの関係も有耶無耶のままになっているはずですが・・・!?彼女と交際しているようです!しかしこの彼女、Hさんに不満を最近感じてきているようで・・・・?
→【M様案件の依頼内容を詳しくおさらいする】