男性工作スタッフと対象者の初デート
「初デート」と表記はしていますが、今回は「対象者の彼氏の相談」という名目はあります。
デートだと感じさせると、「彼氏に申し訳ない!」と思わせてしまいますので、「彼氏とうまくいかせるために相談に乗ってもらうんだもん。」という逃げ道は対象者に与えておきます。
本日の工作を開始します
ここからは皆さまにイメージして頂きやすいように、実際の会話内容にプラスして、ポイント毎で見解や解説(※印部分)を加えて、その時の詳細を記載して行きます!
これまで同様に
Hさん=第二対象者
彼女=対象者
という表記になります。
◆19:30/待ち合わせ場所である「ダイニングバー〇〇」にて対象者と男性工作スタッフAが合流して本日の工作を開始する。
※対象者がHさんの幼稚な部分を嫌がっている事は明らかですので、今回は対象者がHさんと来る事がないような大人の雰囲気が漂うお店を選択しました。
これだけでも対象者が勝手にHさんと男性工作スタッフAを比べるであろうという計算です。
(男性スタッフA)思ったより元気そうだね(^^♪
(対象者)全然元気ですよ!ともちんから変な事言われたんでしょうww
(男性スタッフA)何も言われてないよwwでも今日は好きなだけ吐き出してよ!w
(対象者)なんかすみません(><)
(男性スタッフA)美味しいものを食べながら、じっくりお伺い致します^_^
(対象者)ありがとうございますす(^^♪ ここ素敵なお店ですね(^^♪ なんか慣れてないから緊張しちゃうww こういうお店使い慣れてるんですか?大人〜ww
※普段来ないようなお店なので対象者はテンションが上がってしまっていますね(^^♪
彼と比べるような発言はありませんでしたが、「彼とは違うな」くらいは思っている事でしょう。
※開始からしばらくは女性工作スタッフとの出会いや、友達になれて良かった事などを話していたようですが、お酒が入ると相談話に火がついたそうです。
(対象者)ケイゴさんて彼女の携帯とかこっそり見た事あります?
(男性スタッフA)あるよww
(対象者)えっ!ほんとですか??
(男性スタッフA)うそだよwwそれはないね。やったらダメなやつでしょう。なに?彼氏に携帯を見られたの?
(対象者)見られてたのかもしれない…ってレベルなんですけど…
※ここで対象者が携帯をロックしてみたことや、携帯から離れてお風呂など入っていると位置が少しズレてたような気がすることなど打ち明けてきました。結構色々と話してくる対象者を見ると男性工作スタッフAが信頼されている事が分かりますね。
(対象者)ケイゴさんはどう思います?
(男性スタッフA)なるほどね…H君だっけ?…まあ心配なんだろうね。H君も悪い事してるって思っているよ。
(対象者)やっぱり見てるんですかねー…実は私、携帯見た?って彼に聞いたんです。そしたら見てないって怒られました…。信用されてないんだな。とか俺は信じてるのに!とか…
(男性スタッフA)まぁそこは実際に見てたとしても嘘をつくしかないでしょ。男としてのプライドもあるだろうし…。裏を返せばH君もことのちゃんの携帯を見てはいけないことは分かってるってことじゃないのかな。
(対象者)そっか。でもそもそも嘘ついてるって事じゃないですか。一度不信感を持っちゃうと何してもあれ?って思っちゃう…。信じることができないって悲しいですよね。
(男性スタッフA)うーんそう思っているのなら今は無理してH君と会わないほうが良いと思うよ!勘違いしないでね!別れた方が良いよって意味じゃないからね。今のことのちゃんはH君の悪い部分しか見えてないから、なんかH君が可哀想だよね。僕はH君の事を知らないけど、良い部分もいっぱいあるでしょ。少し距離を置いて冷静にH君を見てみたら?
(対象者)そうですね。やっぱりケイゴさんて大人だなぁ!私の彼氏凄く幼稚な気がするなぁ(-_-;)
工作で分かったこと
Hさん=幼稚/男性工作スタッフA=大人と感じさせるように会話を展開していきました。対象者にも十分その部分は刷り込めたと思います。
後は対象者が勝手にHさんと男性工作スタッフAを比べるようになるでしょう。意図的に2人を比べるような話題を女性工作スタッフ達が出せば、よりHさんと男性工作スタッフAの比較に拍車がかかると思います。
また、今回はできるだけ男性スタッフは少しHさんをあえて持ち上げるような会話をしていたのにお気づきですか?
彼を否定すればするほど「そんなことない!彼にはこんな素敵なところもあるんです!」という気持ちが沸きやすいケースも多々あります。
彼を少し持ち上げることで「いやいや。彼はそんな良い人ではないですよ。」と逆のことを言いたくなるんです。
これは日本人特有の傾向ですね。
例えば、既婚男性に「奥さんめちゃくちゃ美人ですよね!」と言えば、「いやいやそんなことないよー!お腹ぶよぶよだよ!ww」などと何か否定的な意見を出す人って多いですよね。
日本人の「謙遜」という独特の文化だと思います。
海外だと堂々と「そう!僕の奥さんは世界一美人!」と言っちゃいますからね。
まずは今回の目的となる、「対象者がHさんと少し会う頻度を減らすような誘導」をしておきました。
まだまだデートは続きます。次回をお楽しみに!→〔【THE アクアLIVE!!】(case2-30)へ進む〕
前回の記事は(case2-28)から
★本件のご依頼の背景★
依頼者様(仮名:M様)は34歳の独身女性です。M様が想いを寄せる男性(仮名:Hさん)の調査をして、彼女が判明し自宅・勤務先は特定できました!HさんはM様にも借金していたり、M様とのこれまでの関係も有耶無耶のままになっているはずですが・・・!?彼女と交際しているようです!しかしこの彼女、Hさんに不満を最近感じてきているようで・・・・?
→【M様案件の依頼内容を詳しくおさらいする】