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【THE アクアLIVE!!】(case2-7) ~彼女への接触準備を開始!!~ | 別れさせ屋の老舗アクアグローバルサポート

【THE アクアLIVE!!】(case2-7) ~彼女への接触準備を開始!!~

2019-08-06

彼女への接触準備を開始!!

前回は調査員が朝から猛ダッシュ(笑)したり、通勤ラッシュでの尾行等といったシーンもありましたが、比較的スムーズに彼女の職場を特定する事が出来ました。(前回の調査〔【THE アクアLIVE!!】(case2-6)をおさらいする〕)
今回からは工作員が彼女と仲良くなる為の様々な素材を集める調査、「事前調査」を行なっていきます。

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事前調査とは

ここでいきなり質問ですが、皆さんは突然道端で声を掛けてきた人と仲良くなれますか?
殆どの方は「NO」と答えるでしょう。

では、それは何故でしょうか?・・・答えは、「必然性」が無いからです。
必然性と言うと分かりづらいかも知れませんが、簡単に言えば、「仲良くなる理由」です。理由が無ければ人は自分に近づいてくる他人を警戒しますから、仲良くはなりません!

逆を言えば、「理由」さえあれば、スムーズに仲良くなれます。
例えば、学校や勤務先が同じ、通っているカルチャースクールが一緒、出身地や誕生日が同じ、共通の趣味があるなど挙げたらきりがありませんが、皆さんがいまお友達になっている人とは、必ず何かしらの「仲良くなっている理由」があるからなんです。
ですから、この事前調査では、彼女が今は見知らぬ工作員と親しくなる為の「理由」を見つけることも大変重要になってくるのです。

調査員は彼女を尾行するだけが仕事ではありません。
彼女の話し方、動きや仕草、何を好むのかなども見ているのです。
例えば買い物に行くシーンが見れたとします。店員との接し方を見て「目を見て笑顔で話しているし、初対面の人も苦にしないタイプかな」。
商品の選び方を見て「あの商品さっきも見ていたな。でも買わないんだ。決断力がないという事は人の意見に左右されたり、誘いも断れないタイプかな」。購入した商品を見て「甘いものが好きなんだ」など彼女のイメージを膨らませて人間性を分析しているのです。

また、彼女とどこで知り合うかも重要です。
彼女の帰宅ルートや立ち寄り先を調査によって判明させ、彼女と工作員が「必然性を持って自然に知り合える場所」を見い出す事も「事前調査」に含まれます。

という訳で長くなりましたが、今回はそんなことを踏まえて彼女の退勤時を調査です。

本件のご依頼の背景

依頼者様M様は34歳の独身女性です。M様が想いを寄せる男性Hさんの調査をして、彼女が判明し現在特定(自宅・勤務先判明)調査中です。HさんはM様にも借金していたり、M様とのこれまでの関係も有耶無耶のままになっているはずですが・・・!? その状態で彼女と交際!?
【M様案件の依頼内容を詳しくおさらいする】

それでは本日の調査を開始します

ここからは皆さまにイメージして頂きやすいように、実際の時系列の報告書形式にプラスして、
ポイント毎で見解や解説(※印部分)を加えて、その時の詳細を記載して行きます!

これまで同様に
Hさん=第二対象者
彼女=対象者
という表記になります。



◆16:00/対象者勤務付近にて、男女調査員2名にて張り込みを開始する。 調査員は1F及びB1の10-19F行きエレベーターが見える位置に分かれて待機する。

「〇〇センタービル」
住所/東京都〇〇区〇〇1-〇〇-〇〇
電話/03-〇〇〇〇-〇〇〇〇


※大きなオフィスビルというのは張り込みをする調査員にとっても好都合です。
沢山の人が出入りする場所ですので、調査員はスーツを着る事でサラリーマンと同化する事が出来ます。
営業マンを装いエレベーターホール付近のベンチに座って堂々と張り込む事が可能です。
みなさんは物陰や植木に隠れている人を見たらどう感じますか?怪しいですよね(笑)逆に堂々としていれば誰も気にしないものです。
もう1つ、今回のようにビルのセキュリティーが厳しい事も退勤時を見るには好都合なのです。
大きなビルは出口が多数あり全てを見るのは難しいですが、自動改札機などのセキュリティーがあれば出口は限定されます。パスカードが必要な会社は助かります。



◆16:15/対象者が外から会社へ戻るのを確認する。1F正面口を通過して10-19Fのエレベーターに向かう。コートは着ておらずバッグも所持していない。

※エレベーターに集中していた男性調査員がふと正面口の方に目を向けた際に「ん?対象者っぽいな」と感じた女性が対象者でした。
正直、座っていた位置からでは遠くて正面口にいる人の顔は見えません。
調査員は通常顔写真を見て対象者の顔をおぼえます。これは面取りというスキルなのですが、面取りの精度が上がると顔を見なくても対象者が持つ雰囲気だけで察知できるようになります。調査員は写真の対象者を見て、どんな性格なのか、どんな生活をしてきたのか、休みの日は何をしているのか、どんな洋服が好みなのか、歩き方はどうかなど、あらゆることを想像して自分の頭の中で対象者をイメージします。
この精度が上がると頭でイメージした人物像と対象者が不思議なくらい一致してくるのです。(本当なんですよ!)

退勤前に対象者の服装が見れた事はラッキーです。
B1にいる女性調査員にも対象者が間違いなく本日社内にいる事と今日は髪を結んでおり、黒いスカート、茶系のパンプスであった事を伝えます。


◆17:00/状況に変化はない。

◆18:26/対象者が勤務先1Fより同僚女性1名と一緒に退勤するのを確認する。2人は会話をしながら徒歩にて「△×駅」方面へ向かう。
対象者服装:グレーのコート、黒のスカート、茶系のパンプス、白のバッグ


※顔以外で対象者の判断が出来るものとしてコートやバッグを覚えておく事も重要な要素になります。此方から顔が見えるという事は対象者からも見えるという事になります。
後ろ姿からでも歩き方や雰囲気+持ち物で対象者と分かれば対象者から警戒される要素は激減します。対象者の視界に入らない訳ですから警戒しようがないですよね。ちなみに今回のバッグはこれまでの調査で見たものと同じです。


◆18:34/二人は「△×駅」の改札を通過してホームに向かう。

◆18:37/到着した「18:37発地下鉄××線△行き3号車3番ドア」より乗車する。2人は会話をしているが地下鉄の為、音がうるさく会話内容までは聞こえない。


◆18:47/2人は「△駅」にて下車する。


◆18:50/2人は「△駅中央改札」を通過して直結する駅ビルへ向かう。


◆18:53/2人が駅ビルのエレベーターに乗車した為、調査員1名も同乗する。


※これ程の駅ビルで対象者を見失うと再び捜し出すのは困難です。ここは女性調査員が生け贄となりエレベーターに同乗します。
対象者の動きは読めませんので、「この場合はこうしよう」と事前に全てを決めておく事は出来ません。その場その場で調査員同士が判断してアイコンタクトしながら動いているのです。
今回はエレベーターに並んでいるのが女性ばかりであった為、女性調査員が同乗しています。ここに男性調査員が同乗したら目立ちますよね。普段から我々は調査について話し合いを持っているので、あえて言葉を交わす必要はないのです。
結果的に女性調査員は対象者に見られてしまう事にはなりますが、この状況は致し方ない判断です!


◆18:55/2人が駅ビル7Fにあるスポーツショップ「〇〇」に入店する。

※対象者にアクティブなイメージがなかったので意外でした。最初は同僚の買い物に付き合っているのかと思いましたが対象者が熱心に見ていたのはボルダリング用のシューズでした。15,000円程するものを購入しています。
専門用語も聞こえてきており、かなりボルダリングに熱心な様子が身受けられました。
これは休日にどこかのクライミングジムに通っている可能性は高いかも知れません。
頻繁に通っているようなら対象者との接点になり得る為、休日の調査をしてみる価値はありそうです。

店内は女性よりも圧倒的に男性が多い為、ここからは男性調査員が変わって尾行します。


◆19:13/2人が同店舗を退店してエスカレーターにて10Fレストラン街に向かう。

※食事に行ってくれたら二人の会話が聞けるかも知れない・・・期待が高まりますね!


◆19:18/2人がイタリア料理店「〇〇」に入店する。

※店舗は外からでも少し店内が見える造りになっており、対象者が座った位置も確認出来ました。

◆19:30/調査員2名が同店舗に潜入する。

※男女調査員のペアで潜入しました。お洒落なお店に男性二名はキツいので、こういった場合は女性調査員が重宝します。
以前、Hさんと対象者が居酒屋に入った回では完全に個室であった事から「潜入調査」は出来ませんでした。
今回は対象者の席が事前に確認できたために近くに座れそうだったので、対象者の会話が聞けるチャンスである事から「潜入調査」実施となりました。
調査員が対象者の視界に入ってしまうリスクはありますが、それ以上に今後の工作で必要な対象者の人間性が見れるのは大きな収穫なのです。



◆21:20/調査員2名が同店舗への潜入を終了する。調査員が対象者の視界に長時間いた事を考慮して、退店後の尾行は行わずに本日の調査を終了する。

※見ていた限り、どちらかというと対象者が話して同僚が聞き役といった形でした。
最初はお互いグラスビールを頼んでいましたが、途中から対象者はデキャンタでワイン頼んでおり、同僚よりも飲んでいました。対象者はかなりのお酒好きのようです。
対象者の話し方はガサツではないですが、いわゆるお嬢様のようなおしとやかな話し方ではありませんでした。
良い意味で女性らしくない、男兄弟の中で育ったと思えるような、快活な女性だと感じました。
決して裏表がある女性ではないのでしょうが、Hさんの前では違った自分を演じているのかも知れません。
付き合って間もない為、どこか猫を被っている可能性も感じました。

今回の調査で分かったこと

最初は筋肉痛がどうこうといった話をしていました。おそらくボルダリングの話だと思われます。
スポーツ店では同僚に「シューズはこのブランドが良いんだよ」といったうんちくのような事を話していましたが、筋肉痛である事を考えると、まだ初心者なのかも知れません。


その後しばらくは会社の話題で盛り上がっていましたが、内輪ネタのような事ばかりで内容的に参考になるものはありませんでした。
しかしながら「〇〇した方が良いよね」「〇〇しない意味がわからない」といった言葉が多く、自分の考えに自信を持っているなと思える言動は多数あったように思います。

2人が入店して2時間程したあたりから彼氏に対する話題も出ています。

対象者は「そこまで好き好き〜!大好き!!という訳ではないが、今は楽しい」と表現していました。
そこまで恋焦がれて、夢中!!といった様子ではないようです。
また、第二対象者と食事に行った際「私の方が多く出してる事もある」や「お金で甘えるのは違うよね・・・」といった批判的な言葉も出ています。
「本当は言いたいけど、今更言えないよね。気付いて欲しい・・・」と話していた事から、不満はあるものの今はどうしたらいいのか・・・という思いも窺えました。

潜入を優先した事で帰宅ルートを判明させる事が出来なかったのは残念ではありますが、それ以上に大きな収穫を得た調査であったと思います。
長時間、調査スタッフが近くに座っていたとはいえ、対象者はお酒も飲んでいましたし、退店後に尾行しても気付かれない可能性はあります。
しかし、「気付かれないだろう」が危険である事を私たちは知っています。
全てを知ろうとする事より、今後も調査を続けて行ける状態を維持していく事の方が重要なのです。
依頼者様の中には1回の調査で色々知れた方が効率的で良いと考える方もいるのかも知れませんが、対象者に警戒行動が見えてからでは遅いという事をこれを見て頂いているみなさん方には伝えておきたいと思います。

次回以降も退勤時の調査を実施して対象者の行動パターンや人間性を見ていく必要はありますが、今回見れたボルダリングも気になるところです。シューズを購入したという事は「早く使いたい」といった気持ちにもなりますので休日の調査を実施してみる価値はありそうです。
という訳で、次回は彼女の休日を調査してみたいと思います。
休日の住宅地では張り込みが大変になると思いますが新たな情報を掴める事に期待しましょう。

では、また次回をお楽しみに!→〔【THE アクアLIVE!!】(case2-8)へ進む〕
前回の記事は(case2-6)から



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